3月2日(現地時間)に公表された2月のISM製造業景気指数は35.8となりました。
依然、厳しい指数ではありますが、大方の事前の市場予想を上回り、1月の35.6から若干改善しました。
一般に、ISM製造業景気指数は、景気回復の直前に底を打つ傾向があります。
現在進む自動車メーカーへの支援問題や米国金融動向などを勘案すると、今回の若干改善は、市場では、底打ちを示すものではないとの見方にあると言えます。
市場では、今後、ISM製造業景気指数は、さらに厳しい水準を示す可能性が高いとの見方がある中、今後の推移が見守られるところかと思います。