3月27日(現地時間)、米商務省が発表した2月の個人消費支出は、前月比プラス0.2%となりました。
前月比プラスは2カ月連続でした。
米国の2月の個人所得は、前月比マイナス0.2%となりました。
前月のプラスからマイナスに転じました。
同日公表された3月のミシガン大学米消費者信頼感指数(確報値)は57.3となりました。
前月比プラス1.0ポイントでした。
3月の消費者期待指数は53.5となりました。
前月比プラス3.0ポイントでした。
こうした指標に着目すると、米国の個人所得は厳しい状況にあるものの、消費者マインドは上向いてきているように見えます。
景気が大きく底割れしないような金融市場の安定化が重要な局面と考えられ、4月2日に開催予定のG20、先日公表された米国金融安定化策の具体的な進捗が見守られるところかと思います。