3月9日(現地時間)、北アイルランドで、兵士2名の射殺に続き、今度は警官が射殺され、IRAの分派が犯行声明を出したようです。
3月10日(現地時間)、スリランカ南部アクレサのモスクで、自爆テロがあり、少なくとも10人が死亡したようです。
これは、スリランカの閣僚6名が集まるイスラム教の祝日の式典を狙ったものだったようであり、閣僚1名が集中治療室で治療を受けているようです。
同日、イラクでは車による自爆テロで軍、ジャーナリストなど33人が死亡したようです。
最近、中国では、チベットの治安が悪化しているとの報道も出ています。
たまたまこうした報道が目についただけかもしれませんが、テロが活発化し、治安は不安定に向かっているようにも思えます。
2月27日(現地時間)公表された2月のミシガン大学米消費者信頼感指数は56.3となり、3カ月ぶりの水準に低下しました。
3月9日(現地時間)公表された中国の2月のDDMA消費者信頼感指数は前月比マイナス9ポイントとなり、中国の消費マインドは低下しているようです。
ただでさえ消費マインドが冷え込んでいるところ、治安・社会の不安は世の中のマインドをネガティブな方向に向かわせ、経済・社会活動に悪影響を及ぼすのではないかと懸念を覚えます。
懸念が杞憂で終わることを願いつつ、今後の推移を見守りたいと思います。