3月27日、総務省が発表した2月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く総合)は100.4となりました。
前月比マイナス0.1%、前年同月比で同水準でした。
プラスに寄与した品目は、食料、電気代などでした。
マイナスに寄与した品目は、教養娯楽用耐久財(PC、TVなど)、灯油・ガソリンなどでした。
食料及びエネルギーを除く総合指数は98.5となりました。
前月比マイナス0.2%、前年同月比マイナス0.1%でした。
市場の大方は、資源価格の下落や景気後退からデフレ圧力が続いているとの見方にあるようです。
3月26日(現地時間)、NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)でWTI期近の5月物終値は前日比プラス1.57ドルの1バレル54.34ドルとなりました。
一時は54.66ドルまで上昇し、約4カ月ぶりの高値となりました。
これは、最近の各種指標などから景気の底入れが近いのではないかとの期待が反映しているようです。
今後、デフレ色は強まっていくのか、資源価格や景気動向の推移が見守られるところかと思います。