海外メディアによれば、EU(欧州連合)域内の財務相は、今週末開かれるG20財務相会合で、IMF(国際通貨基金)の融資財源を倍の5000億ドルに引き上げることを支持する考えを示したようです。
ヨーロッパの成長市場であった東欧経済は、昨年来の金融市場の混乱と急速な景気後退によって、大きな打撃を受けています。
東欧諸国は、海外からの資金流入が成長を支える資金であり、対外債務に比べ外貨準備の割合は高くない傾向にあり、市場では、IMFから資金調達する必要が指摘されています。
今後、IMFの財源、東欧の経済動向と資金調達問題、EU経済への影響とEU為替などの行方を見守っていきたいと思います。