3月13日(現地時間)、公表された3月の米ミシガン大消費者信頼感指数(速報値)は56.6となりました。
これは、前月の56.3から若干ながら改善しました。
3月の米ミシガン大消費者期待指数は53.0となりました。
これは、前月の53.0から改善しました。
米ミシガン大消費者期待指数は、景気回復の前に上昇する傾向にありますが、2月24日に公表された2月のコンファレンス・ボード消費者信頼感指数が25.0と、1967年の統計開始以来最も低くなったことを併せてみると、慎重に見た方が良いように思えます。
それでも、今回のミシガン大消費者期待指数のみに着目すると、米国の消費マインドは上向いてきている可能性があると思います。
日本でも、3月13日、内閣府が発表した2月の消費者態度指数(一般世帯、原数値)は、前月比プラス0.3ポイントの26.7と、2カ月連続でで改善しました。
厳しいマクロ指標などをみると、違和感が無いでもありませんが、米国の景気対策、日本の定額給付金の効果から、日米の消費マインドが上向きつつあるのかも知れません。
今後の推移を見守りたいと思います。