海外メディアによれば、ペルー政府軍は、センデロ・ルミノソとの戦いを続けているようです。
ペルーは世界第2位のコカイン生産国ですが、センデロ・ルミノソは、麻薬生産地を拠点にして活動するゲリラ組織です。
自分は、センデロ・ルミノソは、壊滅したと思いこんでいました。
実際には、ペルー政府は、2005年12月23日以降、センデロ・ルミノソが活動しているとされる地域を非常事態宣言地域に指定し、治安部隊を派遣して掃討作戦を展開しているようです。
海外メディアのインタビューで、ペルーの治安部隊の司令官は、今後5年でセンデロ・ルミノソを壊滅に追い込めるとの見方を示しました。
しかし、識者からは、センデロ・ルミノソは、貧困問題に根ざした問題で、軍事的な作戦だけで壊滅させるのは容易ではないとの見方も示されています。
現在進む世界的な景気後退が、世界各地で反政府ゲリラ活動などが活発になる可能性があるのではないかと懸念する次第です。