最近、イランの原子力に関する話題が続いています。
海外メディアによれば、2月5日(現地時間)、ロシアは、イランの原子力発電所を年内に稼動させる予定だと明らかにしたようです。
対象となるのは、イラン南部のブシェールの施設のようです。
報道によれば、最近、イラン原子力庁は、旧ソ連のチェルノブイリ原発で起きた事故のようになる可能性があると指摘する秘密報告を行っていたようです。
イランは、技術的に問題ないとしているようですが、秘密報告の内容は気になるところです。
2月4日(現地時間)、イランの核開発問題を協議する国連安保理の常任理事国である米、露、中、英、仏とドイツの6カ国は、オバマ米新政権のイランとの対話姿勢を歓迎する共同声明を発表しました。
今後、イランが、IAEA・国際原子力機構への約束を守り、ウラン濃縮活動を停止するのか、また、核査察を受け入れるのか、今後の行方が見守られるところかと思います。