2月4日(現地時間)、EU統計局が発表した12月のユーロ圏の小売売上高は、前年比マイナス1.6%となりました。
これは、事前の市場の予想とほぼ同様の水準と言えます。
一部に、12月のユーロ圏の小売売上高は、前月よりマイナス幅が拡大し、ECBに対する政策金利引下げの圧力が高まるとの見方もあったようですが、12月のユーロ圏の小売売上高は、前月と同じマイナス幅となりました。
2月5日、ECBの政策金利が引き下げられるのかどうか、厳しいマクロ指標が相次ぐものの、市場の大方の予想では引下げ可能性は低いとの見方にあるようですが、英国中央銀行を含め、その行方が注目されるところかと思います。