2月9日(現地時間)、中国の北京で高層ビルが火事で焼け落ちたようです。
この高層ビルは、国営中央テレビに隣接する建設中のビルで、完成後はマンダリンオリエンタルホテルが開業する予定でした。
中国は、元宵節(旧暦1月15日の節句)で、北京市内では、多数の市民が花火を打ち上げていました。
出火の原因は、高層ビル内で打ち上げた花火が燃え移ったとの見方と、花火が高層ビルの屋上に落ちて出火したとの見方があるようです。
マンダリン・オリエンタル・ホテル・グループは2月2日、中国の海南島(三亜市)に「マンダリン・オリエンタル三亜」を開業したばかりでした。
急速な景気後退から、ホテル業界も厳しい経営環境にある模様であり、ホテルにとって今回の火事が良いことか悪いことか俄かにはわかりませんが、内需拡大を目指す中国で、春節の消費は予想外の好調が伝えられたところ、高層ビルの火事が中国市民の消費者心理を冷やさないことを願うところです。