2月10日(現地時間)、イスラエルで選挙がスタートしました。
日本時間の2月11日午前5時頃まで投票は続くようです。
今回のイスラエルの選挙は、鳩(平和)と鷹(戦争)の戦いになったようです。
今回の選挙では、最大野党の右派リクードと、政権維持を目指す最大与党の中道カディマが激しく争っていると言われています。
イスラエルの右傾化が指摘される中、対パレスチナ強硬派の極右政党「わが家イスラエル」(リーバーマン党首)は、何れの党が勝利するにしても、連立政権に名を連ねる可能性が高いとみられています。
外相、財務省、国防相といった重職に同極右政党が就任することはないというのが現在の見方のようです。
イスラエルの選挙結果は、中東和平に大きく影響するとみられるところ、イスラエルの選挙は、まだ投票も終えていない段階で、現地では右派の躍進を織り込んだ状況にあるようです。
今後、右派がどの程度躍進したのか、その選挙結果と、連立政権の中身が注目されるところかと思います。