経済・経営・金融の専門書店として知られる千代田書店茅場町店(東京)が明日、2月末で閉店するようです。
ネット上でも各所で取り上げられたようですが、自分は、同店で本を買った際、レジカウンターの後ろの柱に貼ってあった掲示で知りました。
証券関係者にとって、千代田書店というと、証券・金融関係の書籍が揃った書店として広く知られた存在です。
同社の外商部門は、取次会社・明文図書の子会社(株)ビジネスブックスが千代田書店のスタッフを雇用して3月1日から引き継ぐことになったようです。
ちなみに、明文図書のwebサイトによれば、同社は法律・経済・経営・ビジネス書の普及をすすめる、唯一の専門取次のようです。
なお、千代田書店スタッフによれば、証券関係の専門書は、店舗規模を縮小して現在とは別の場所で継続するかも知れないということだそうです。
千代田書店のwebサイトをみると、創業は、大正4年(1915年)9月20日だったようです。
閉店日は、明日、平成21年2月28日(土曜)の午後3時とか、閉店の理由は定かではありませんが、兜町の名物が消えることに少し感慨を覚えた次第です。
さて、現実に戻れば、2月26日(現地時間)、米国オバマ大統領は予算教書提出に際し、従来の共和党の政策を批判し、公的支援追加、海外のオイルに依存しないエネルギー・環境政策の推進、コンピュータを子供に教育するなどを表明しました。
財政赤字は拡大する見込みですが、現在はオバマ政権への期待が上回っていると言えます。
景気対策の効果までにはまだ時間がかかると思われ、当面は、金融市場の安定化策の行方を見守りたいと思います。