2009年5月23日土曜日

バーナンキFRB議長のコメントに思うこと

昨日、当ブログで、5月21日に公表された米国の新規失業保険申請件数の移動平均が減少したことは好ましい兆候と思いますが、GMの再建に関連した自動車関連業界の解雇の行方などを考えると、まだ何とも言えないような気がしますと記しました。


どちらかと言えば、慎重な姿勢と言えます。


海外メディアによれば、5月22日(現地時間)、米国FRB(連邦準備理事会)のバーナンキ議長は、講演の中で、雇用見通しについて楽観的な見方を維持すべきだと語ったようです。


5月22日(現地時間)、米国の自動車メーカーGMの社債保有者委員会は、債務を10%の株式と交換するとのGM側の提案を拒否する考えを明らかにしたようです。


GMの破綻の可能性が高まっているように見えます。


バーナンキ議長のコメントは、明けない夜はない、何時かは経済も回復するのだ、世の中は物事を悪く考えるより楽観して考えた方がうまくいくと言っているように聞こえます。


厳しい時はバーナンキ議長のコメント通りなのかも知れません。