5月17日(現地時間)、パキスタン政府は、イスラム武装勢力の掃討作戦で、殺害した武装勢力メンバーが1000人を超えたことを明らかにしました。
パキスタンは、スワット地区に1万2千人以上の国軍を投入するなど掃討作戦を推進していました。
海外メディアの報道を見る限り、現在のところ、パキスタン国軍の動きに対し、現地市民の多くは支持しているようです。
しかし、パキスタン国軍が掃討作戦を展開している戦闘地域から130万人にのぼると言われるほど多数の避難民が流出している模様であり、掃討作戦が長期化した場合、パキスタン政府に対する多数市民の支持が続くかどうかは不透明と言えます。
今後の推移が見守られるところかと思います。