5月28日(現地時間)、公表された米国の4月の耐久財新規受注は、前月比プラス1.9%となりました。
3月の耐久財新規受注は前月比マイナス0.8%からマイナス2.1%に下方修正されました。
一般に、米国の耐久財新規受注は、景気の先行指標として理解され、景気の底入れに先行して上昇する傾向があります。
その意味で、4月の耐久財新規受注が、前月比プラスとなったことは好ましい兆しと受けとめられます。
ただ、米国の耐久財新規受注は、月次の振れが大きい傾向があり、単月の動きに一喜一憂することは適当ではないと思います。
米国自動車メーカーGMの再建の行方も気になるところかと思います。
個人的には、期待をこめて、今後の推移を見守りたいと思います。