5月11日(現地時間)、米国政府は、2009年、2010年の会計年度の財政赤字を上方修正しました。
景気後退による税収減、社会保障費の拡大が主たる要因のようです。
米国下院共和党は、独自の歳出削減計画を発表する意向を明らかにしています。
今後、財政支出に対するチェックが厳しくなっていく可能性は非常に高いと考えられるところ、景気が回復に向かう前に景気刺激策が息切れし、少しずつ安定に向かっている金融システムに対するストレスが高まる懸念があります。
今後、景気動向、政治動向などの推移が見守られるところかと思います。