5月25日発表された3月の全産業活動指数は93.6と、前月比マイナス2.4%となり、前月比のマイナス幅は2月より拡大しました。
企業の生産活動状況を供給面からとらえた全産業活動指数からすると、企業の景気実感は、2月から3月にかけて厳しさは増したというように見えます。
5月25日、与謝野馨財務・金融・経済財政担当相は、日本経済が今年の1-3月期が最悪期で、4月以降は局面が変わったとの認識を示しました。
過日(5月20日)公表された日本の1-3月期のGDP(国内総生産)速報値は前期比(年率)マイナス15.2%となりましたが、市場では、4-6月期GDPがプラスに転じるとの見方にあるようです。
個人的には、日本経済は思っていたより良いとの印象ですが、慎重に、今後の推移を見守りたいと思います。