2009年5月25日月曜日

メモリアルデーとパキスタンに思うこと

今日は5月の最終月曜日で、米国ではメモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)にあたり、祝日です。


戦争、軍事行動で亡くなった米国の兵士を追悼する日です。


オバマ政権が重視するパキスタンでは、政府軍がスワット地区最大の都市であるミンゴラの制圧で重要な局面にあると表明しているようです。


ミンゴラの住民は既に避難が進んでいるようです。


パキスタン政府によれば、ミンゴラに残っている反政府武装勢力は、1500人程度の強硬派と推定しています。


パキスタンは米国の支援を受けるなどして、制圧に向けた作戦を進めるようです。


西側メディアは現地に入っています。


パキスタン政府の作戦が成功しても、反政府武装勢力は、山間部を拠点にゲリラ的に反撃を続け、自爆テロなどを続発させる可能性が高いとみられています。


国連によれば、戦闘で発生した避難民は既に200万人を上回っているようです。

苦しい生活を強いられる避難民や戦闘による犠牲者が出来る限り発生しないことを願いつつ、また、パキスタン、アフガニスタンが、まさかベトナムのような泥沼の争いにならないことを願いつつ、今後の推移を見守りたいと思います。