5月1日、公表された3月の家計調査によれば、季節調整済み消費支出(除く住居等)は、前月比プラス1.8%となりました。
単月ながら2月のマイナスからプラスに転換しました。
4月17日、公表された3月の消費者態度指数(一般世帯)は前月から2.2ポイント改善しました。
3カ月連続の改善でした。
5月1日、公表された労働力調査によれば、3月の完全失業率(季節調整値)は4.8%となりました。
2004年8月以来の高い水準でした。
一般に、消費者態度指数は、民間消費支出の先行指標と理解されるところ、消費支出は改善に向かう可能性が高いように見えます。
しかし、景気の遅行指標と言える失業率の動向が気になるところです。
今後の推移が見守られるところかと思います。