2009年1月14日水曜日

クリントン上院議員公聴会のTV放送を見た印象

クリントン上院議員の国務長官就任承認に関する公聴会のTV放送を見ました。


2008年米大統領選でオバマ氏とクリントン氏が争っていた当時、オバマ氏は、クリントン氏がイランの革命防衛隊をテロ組織と指定する方針に賛成したことを非難するなど、クリントン氏のイラク、イラン両国に関する外交政策を非難していました。


こうした経緯から、クリントン氏がどのような発言をするのか関心を持って見ていました。


今回、自分が見たTV放送の範囲では、クリントン上院議員は、イスラエル・パレスチナ問題、イラン問題などに言及し、オバマ次期米大統領の打ち出している国際協調を軸に軍事偏重によらずに対処する旨を表明していました。


自分はクリントン上院議員に対する公聴会の全てを見たものではありませんが、TV放送から受けた印象としては、現時点でクリントン氏はオバマ氏の外交に対する考えに立っていく旨を明確にし、オバマ政権はブッシュ政権の外交方針を国際協調主義に転換するのだと改めて感じた次第です。