海外メディアによれば、スリランカ政府軍は、反政府武装組織タミル・イーラム解放のトラの本部のあるダルマプランを掌握したと表明しました。
反政府武装組織タミル・イーラム解放のトラの本部の建物を制圧し、反政府軍の駐留している地図も入手したとのことであり、スリランカ政府軍にとって大きな勝利と言えます。
スリランカと日本との貿易額は約589.7億円(2005年)で、日本はスリランカにとって重要な貿易相手国(輸入、輸出とも第6位)になっています。
福田首相時代、石油探査に関する日本とスリランカの会談が行われ、日本によるスリランカの石油とガスの発掘に関して提案した関係にもあります。
2008年1月にスリランカ政府は、反政府武装組織タミル・イーラム解放のトラとの停戦合意が破棄され、政府は反政府武装組織タミル・イーラム解放のトラ根絶を宣言していました。
既に戦闘により数万人の死者が出ていると言われており、今後の推移が見守られるところかと思います。