2009年1月29日木曜日

FOMCはゼロ金利継続と長期国債買い入れ検討を表明

1月28日(現地時間)、FOMC(米連邦公開市場委員会)は、事実上のゼロ金利政策を当面継続する方針をあらためて示すとともに、市場への資金供給量を増やす信用緩和の一環として、長期国債の買い入れを前向きに検討する方針を決定しました。


今回、FOMCは、物価に関して、デフレ懸念に言及しました。


市場には、今回の長期国債買い入れ検討を疑問視する見方もあるようですが、個人的には、デフレリスクが高まっていけば、米国政府が不良資産を銀行システムから取り除く必要が強まり、FRBは、さらなる資金供給に踏み込む可能性があるのかもしれないと思います。


今後、経済、金融に関する動向の行方が見守られるところかと思います。