3月25日(現地時間)、米国のバーナンキFRB(連邦準備理事会)議長は、下院金融委員会で証言を行いました。
証言の主なポイントは次の通りです。
①政策金利を長期間、超低金利とすることが正当化される可能性が大きい。
②超低金利がバブルを引き起こすとの懸念は認識しているが、現時点でバブルによる資産の不当な価格形成はない。
③景気拡大が進展すれば、インフレ圧力の高まりを回避するため、金融引き締めを開始する必要がある。
④FRBのバランスシートを、危機以前の水準付近、1兆ドルを幾分下回る水準にすることを望んでいる。
⑤米政府の中期的な財政見通しは総じてやや暗い。
今後の推移が見守られるところかと思います。