2010年3月31日水曜日

米国の3月のコンファレンス・ボード消費者信頼感指数

3月30日(現地時間)、公表された米国の3月のコンファレンス・ボード消費者信頼感指数は52.5、前月比プラス6.1ポイントとなりました。


大方の市場予想を上回るプラス幅だったと言えます。


この結果のみからすると、米国の消費者は、先行きに対して市場が考えるよりも楽観的な見通しをもちつつあると言えます。


高水準の失業率にある現在、消費者のセンチメントは、雇用情勢に大きく影響されると考えられるところ、米国時間の水曜公表予定のADP雇用報告、金曜公表予定の米国雇用統計の内容が注目されるところかと思います。


直近の新規失業保険申請件数が市場予想以上に改善しており、期待をこめて推移を見守りたいと思います。