2010年3月1日月曜日

イスラエルによる軍事作戦に関する調査を求める国連再決議

国連は、2月26日に、2008年から2009年にかけてイスラエルが行ったパレスチナ自治区ガザでの軍事作戦に関し、戦争犯罪の有無について信頼性ある調査を行うよう当事者に求める決議を再度採択しました。


国連では、昨年11月にも同様の決議を採択しましたが、イスラエル、パレスチナの調査は進んでおらず、改めて調査を求めることにしたものです。


最近、アラブ首長国連邦のドバイで、パレスチナのイスラム原理主義組織、ハマスの幹部が暗殺された事件で、容疑者の中に、実在のイスラエル居住者のものと同じ氏名が存在することが、ドバイ警察によって公表されています。

イスラエル国内では、イランの核関連施設への先制攻撃論もくすぶっていると言われています。


ただ、最近、訪米したイスラエルのバラ区国防相は、イランの核開発問題ではイスラエルは外交努力による解決を支持すると述べました。


今後の推移を見守りたいと思います。