3月7日(現地時間)、イラクでの連邦議会選挙の投票が締め切られました。
今回の選挙では、325議席を約6200人の候補者で争われました。
即日開票され、開票作業は確認のため2度行われる予定です。
今回の選挙に関連したとみられる自爆攻撃で少なくとも38人が死亡しました。
イラクでは、投票前から投票所周辺で迫撃砲や爆弾による攻撃があったようです。
米国のオバマ大統領は、イラク国民は、政治的な手順を経て国の将来を決める道を選んだとの声明を出しました。
今回の選挙を通じ、イラクの民主化は少しずつ進展したと言えます。
今後、イラクでは連立を巡る駆け引きが始まり、政治グループ間の抗争を予想する見方が出されています。
新政権樹立までは数カ月を要する見通しです。
今後の推移を見守りたいと思います。