3月11日(現地時間)、チリで大統領の就任式が行われました。
新大統領は、中道右派のセバスティアン・ピニェラ氏で、長年続いた左派政権からの転換となります。
チリでは、2月27日(同)に大地震が起こりましたが、大統領就任式の当日もM7.2の余震があるなど、余震は続いているようです。
チリは世界最大の銅産出国ですが、今のところ、主要銅鉱山には余震による大きな被害は出ていない模様です。
ただ、大地震で被害を受けたチリ最大級のビオビオとアコンカグアの製油所は、依然として操業を停止したままのようです。
大地震前のチリの経済情勢は概ね好ましい状況にあるものの、大地震の余震が続いており、新大統領の運営が注目されます。
今後の推移が見守られるところかと思います。