3月18日、公表された公示地価(2010年1月1日時点)は、全国平均(全用途)で前年比マイナス4.6%となりました。
2年連続のマイナスとなりました。
今回は、前回(2009年地価公示)同様、ほぼ全ての地点(99.6%)において年間で下落となりました。
年間平均変動率で見ると、各圏各用途で前回よりも下落率が大きくなりました。
今回、下落率は、三大都市圏の方が地方圏よりも、大きくなりました。
ただ、半年ごとに地価を把握できる地点(都道府県地価調査との共通地点)で見ると、三大都市圏では、昨年前半よりも後半の方が下落率が小さくなっています。
この結果のみに着目すると、三大都市圏の調整が地方に先行して進んでいるように見えます。
今後の推移を見守りたいと思います。