3月26日(現地時間)、公表された米国の3月のミシガン大消費者信頼感指数(確報値)は73.6、前月比変わらずとなりました。
速報値72.5から上方に修正されました。
事前の大方の市場予想では、2月(73.6)を下回るのではないかとの厳しい見方が出されていましたが、予想に反して変わらずになったと言えます。
3月25日(現地時間)、公表された先週分の新規失業保険週間申請件数は44万2千件と前週から大きく減少し、45万件を下回る水準となったことは、米国の雇用環境の先行きの回復が強まる可能性を示唆したと言えます。
仮に、米国の雇用環境の回復が強まっていくとすれば、米国の消費者心理も改善を強めていくと予想します。
単月の動きながら、米国の3月のミシガン大消費者信頼感指数(確報値)は、市場が考えているよりも消費者心理は改善している可能性を示唆したと言えます。
今後の推移が見守られるところかと思います。