2009年4月8日水曜日

オバマ大統領のイラク電撃訪問

海外メディアによれば、4月7日(現地時間)、オバマ大統領は、トルコ訪問後、イラクのバグダッドを就任後初めて電撃訪問したようです。


イラクはトルコの北に位置しています。


オバマ大統領は、駐留米軍の兵士に勲章を授与し、イラクの政治指導者と電話会談したとのことです。


現地の天候が悪く、電話会談になった模様ですが、飛び立てない天候ではなく、安全ないし日程上の問題ではないかとの見方もあるようです。


米国のイラク新戦略では来年8月までの戦闘終了を宣言しています。


イラクの政治指導者は、イラク駐留米軍が突然撤退するのではないかという懸念を持っているようです。


最近(4月6日(現地時間))もイラクの首都バグダッドでは、自動車爆弾により34人が死亡し、多数が負傷したなどの動きにあります。


オバマ大統領との電話会談で、イラクの政治指導者は、イラク駐留米軍の責任ある撤退を求めたとみられます。


海外メディアによれば、イラクの政治指導者とオバマ大統領は、今回の電話会談で一定の理解を深めたようです。


今後の推移が見守られるところかと思います。