2009年4月17日金曜日

大方の市場予想より悪い内容となった米国住宅着工件数

4月16日(現地時間)、公表された3月の米国住宅着工件数は前月比マイナス10.8%、年率51万件となりました。


大方の事前の市場予想は前月比マイナスを予想していましたが、マイナス幅は大方の市場予想より悪かったと言えます。


前月、予想外の増加を示し、回復に向かっているように見えた米国住宅市場の厳しい状況にあるようにも見えます。


米住宅着工件数


3月(千戸)前月比
全国510-10.80%
Northeast676.30%
Midwest10215.90%
South268-16.80%
West73-26.30%

(出所)米商務省


地域的にみると、Westで大きく落ち込んでおり、地域的に差が大きく、市場の好転が全国的な動きになるには今しばらく時間がかかるのかもしれないと思わせるというのが印象です。


今後の推移を見守りたいと思います。