2009年11月5日木曜日

米国のFOMCは、米国の政策金利を据え置くと発表

11月4日(現地時間)、米国のFOMC(連邦公開市場委員会)は、米国の政策金利(フェデラルファンドレート)の誘導目標を0%~0.25%に据え置くと発表しました。


また、政策金利は、長期にわたり異例な低水準に維持する方針をあらためて示しました。


米国株式市場は、政策金利が据え置かれるかどうかが注目される中、FOMCの公表を前にして様子見の動きも見られましたが、公表を受けて、高い水準でもみ合いました。


今回のFOMC声明で、米国景気については、引き続き上向いているとの見方を示しました。


ただ、同日公表された米国の10月のADP雇用報告によれば、民間部門雇用者数はマイナス20万3千人となり、足元の厳しい雇用情勢を示した格好となりました。


米国景気が回復に向かう中で、何時、どの程度のペースで雇用が拡大していくのか、市場には来年初めにも雇用が拡大していくとの見方も出されています。


今後の推移が見守られるところかと思います。