2009年11月27日金曜日

COP15への米中首脳の出席

12月に開催予定のCOP15(国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議)に各国首脳が出席する見通しです。


米国はオバマ大統領のCOP15への出席と、2005年比17%削減という目標を発表しました。


中国は温家宝首相のCOP15への出席と、2020年までに40~45%削減という目標を発表しました。


英国のブラウン首相、フランスのサルコジ大統領も出席の予定です。


ただ、COP15は12月7日から18日にかけて開催されるところ、各国首脳は全ての期間に出席するものではなく、前半に出席する首脳、後半に出席する首脳など一様ではありません。


会議の最大のヤマ場は最終日と言えますが、米国のオバマ大統領は前半に出席するので最終日には出席していません。


それでも、主要な温室効果ガス排出国である米国と中国が数値的な目標を示したこと、首脳が出席することは、前進と言えようかと思います。


温暖化をめぐる交渉の行方が注目されるところかと思います。