11月15日(現地時間)、APEC出席のためシンガポールに滞在中の米国のオバマ大統領は、ミャンマーに対し、アウン・サン・スー・チーさんの解放を要請しました。
ミャンマーはAPECのメンバーではありませんが、今回、アメリカとの首脳会議に出席するため、軍事政権の首相がシンガポールを訪れたものです。
アメリカの大統領がミャンマーの首脳と同じテーブルにつくのは、1年前は考えられないことで、アメリカのミャンマーに対する政策転換による対話姿勢の表れと言えます。
アメリカの政策転換によってミャンマー軍事政権の民主化が進展するのかどうか、今後の推移が見守られるところかと思います。