11月20日、公表された日本の10月のコンビニエンスストア売上高(既存店ベース)は、前年同月比マイナス5.5%となりました。
前年同月比でのマイナスは5カ月連続でした。
タスポ効果が切れたことが影響したと思いますが、10月としては過去最大の下げ幅となったことからすると、景気低迷による消費不振が少なからず影響していると思います。
全店ベースながら、食品のマイナス幅が大きかった(日配食品:マイナス3.5%、加工食品:マイナス4.6%、何れも前年同月比)ことからすると、コンビニエンスストアの収益構造の修正を促していくのかも知れません。
ただし、サービスはプラス3.4%と伸びていることからすると、コンビニエンスストアに対する消費者の潜在需要は拡大しているのではないかとも思います。
今後の推移を見守りたいと思います。