11月18日(現地時間)、公表された米国の10月の住宅着工件数は年率52万9千戸、前月比マイナス10.6%となりました。
事前の大方の市場予想では、前月比プラスと予想していたところ、予想外のマイナスになったと言えます。
米国の住宅市場は、米国政府による支援策(初回住宅購入者向け税額控除措置)による効果が大きく、11月期限のところ、11月初旬に同支援策の延長が明確になった経緯があります。
今回の結果からすると、米国政府による支援策による効果は、市場が想定しているよりも大きいことの表れと見ることが出来るのかも知れません。
今後の推移を見守りたいと思います。