2009年11月13日金曜日

米国の先週の新規失業保険週間申請件数


11月12日(現地時間)、公表された米国の先週(11月7日終了週)の4週間移動平均ベースの新規失業保険週間申請件数は51万9750件、前週比マイナス4500件となりました。


先週分の新規失業保険週間申請件数は50万2千件、前週比マイナス1万2千件となりました。


4週間移動平均ベースの新規失業保険週間申請件数が減少傾向にあることは、先行きの米国の失業率の改善を示唆しており、好ましい兆しと言えます。


しかし、絶対的な水準は、過去に比べ高く、また、米国企業は雇用調整により効率性を回復しつつあるものの需要回復力は弱く、急激な回復が見通せる状況にないことなどからすると、歴史的にみて厳しい雇用情勢が続く可能性が高いように見えます。


今後の推移が見守られるところかと思います。