2009年11月17日火曜日

米国の10月の小売売上高

11月16日(現地時間)、公表された米国の10月の小売売上高は、前月比プラス1.4%となりました。


これは、事前の大方の市場予想を上回るプラス幅だったと言えます。


小売部門別にみると、自動車及び同部品は、同プラス7.4%と、小売売上高を牽引しました(自動車及び同部品を除く小売売上高は、同プラス0.2%でした)。


8月26日に米国政府による自動車買い替え支援策の終了を受け、支援策終了後の米自動車業界の動向が注目され、9月の自動車及び同部品は、マイナスでした。


今回の公表結果を見る限り、8月の自動車買い替え支援策終了後の反動は深刻なものにはならないのかも知れません。


米国の自動車需要は、買い替え支援策実施前の900万─950万台という水準を上回っていくのかどうか、行方が気になるところです。


今後の推移が見守られるところかと思います。