2009年11月14日土曜日

EUのユーロ圏16カ国の第3四半期のGDP

11月13日(現地時間)、EUのユーロ圏16カ国の第3四半期のGDP(国内総生産)伸び率は、前期比プラス0.4%、EU加盟27カ国は同0.2%となりました。


ユーロ圏の回復を牽引したのは、ドイツ、フランスでしたが、スペインなどはまだ厳しい状況にあるようです。


今回の公表結果からすると、ユーロ圏はリセッションから脱却し、回復に向かっていると言えます。


先日(11月3日)、EUの欧州委員会は、ユーロ圏16カ国の2010年のGDP伸び率をプラス0.7%、2011年同プラス1.5%とする予測を発表しました。


今後、ユーロ圏内の各国の景気回復の動きは一様ではないと思いますが、ユーロ圏内の金融政策の舵取りはどうなるのか、今後の推移が見守られるところかと思います。