11月13日(現地時間)、公表された米国の11月のミシガン大消費者信頼感指数(速報値)は、66.0、前月比マイナス4.6ポイントとなりました。
11月のミシガン大消費者期待指数(速報値)は、63.7、前月比マイナス2.9ポイントとなりました。
今回の公表結果をみる限り、米国の消費者心理はやや後退し、先行きの消費動向が厳しさを増す可能性を示唆しているように見えます。
11月11日、来日した米国の財務省のガイトナー長官は、記者会見で、強いドル政策を維持するとの立場を踏まえ、貯蓄率を向上させ、科学技術や教育に投資すると指摘しました。
米国の消費者心理が冷え込み、貯蓄率が高まれば、米国の消費支出は落ち込むと考えられます。
米国のクリスマス商戦の行方が気になります。
今後の推移が見守られるところかと思います。