報道によれば、中国の新疆ウイグル自治区で暴動が発生し、多数の死傷者が出たようです。
TV放送で見ると、街頭で、車両が壊され、警察(軍兵士?)と民衆が争っている様子が写し出されていました。
今回、中国政府は暴動に参加した多数の人々を逮捕したようです。
きっかけは、ウイグル人と漢族の民族同士の労働者の対立との報道もありますが、中国政府は、アルカイダが関与している可能性があるとの見方が出されています。
新疆の人口2000万人の内、約半数がウイグル人であるものの、新疆ウイグル自治区の区都ウルムチの人口の大部分は漢族のようです。
もしウイグル人と漢族の民族的な対立が背景とすれば、対立の解消は容易ではないのかも知れません。
中国では、今回の新疆ウイグル自治区での暴動がチベットと同様の事態に陥るのではないかと懸念しているようです。
仮に、中国の治安が不安定になれば、経済活動にはマイナスの影響が出る可能性が高いと思います。
今後の推移を見守りたいと思います。