2009年7月23日木曜日

南アフリカでのズマ大統領に対するデモ

海外メディアによれば、南アフリカでズマ大統領に対して、大統領選の際の公約を守るよう主張するデモが行われたようです。


ズマ大統領は、貧困の解消、公共サービスの充実、水道や道路などの整備を選挙で訴えました。


選挙後、6月の議会で行った施政方針演説では、経済成長の加速化を含む中期優先課題を掲げました。


大統領選挙当時のズマ大統領の支持率は65%程度に達していました。


しかし、南アフリカは景気後退に直面し、市民の間に不満が高まっているようです。


高い支持率を誇るズマ大統領ですが、今後、同様のデモが続けば、支持率低下に繋がっていく可能性が高いと考えられます。


仮に、アフリカ経済を牽引してきた南アフリカの政治情勢が不安定化を強めていくと、アフリカ全体へ悪影響を及ぼす可能性も否定できないような気がします。

今後の推移が見守られるところかと思います。