7月5日(現地時間)、ブルガリアで議会選挙が行われ、野党、中道右派が票を伸ばしているようです。
ただ、何れの政党が勝つにせよ、与党、社会党を含め、単独政権の樹立は難しいとの見方が強いようです。
与党、社会党のスタニシェフ政権は、汚職と組織犯罪への対策が不十分だとして、EUから経済開発のための資金供給をストップされるなどしたことから、国民の支持は大きく低下しているようです。
今回、票を伸ばしている野党、中道右派、GERB(ブルガリアの欧州発展のための市民)は、経済問題を訴えて支持を伸ばしているようです。
日本は、これまで積極的な経済協力を実施してきており、ブルガリアにとって最大の援助国の一つとなっています。
また、日本とブルガリアの間で、様々な分野で活発な文化交流が行われています。
大相撲の力士、琴欧洲は、ブルガリア出身、7月12日からはじまる名古屋場所では西の大関です。
ブルガリアの政治、経済などの推移が見守られるところかと思います。