7月2日(現地時間)、米国の雇用統計が公表され、米国の6月の雇用者数は46万7千人減少し、失業率は9.5%となりました。
同日、米国政府は、失業率は向こう2~3カ月で10%に達するとの見通しを示しました。
今回の雇用統計によれば、全ての産業分野で雇用は減少しています。
同日、公表された米国の先週分の新規失業保険申請件数の4週移動平均は61万5250件と、前週比でマイナスとなりました。
雇用統計からすると、米国の雇用情勢は厳しく、新規失業保険申請件数からすると、将来的に失業率は低下に向かう兆しを僅かながら見せているとの印象です。
今後の推移を見守りたいと思います。