6月25日(現地時間)、バーナンキFRB(米連邦準備制度理事会)議長は、議会で証言し、バンク・オブ・アメリカによるメリルリンチ買収に際し、FRBはバンク・オブ・アメリカに圧力をかけたつもりはない旨を発言しました。
議会の委員会はバーナンキFRB議長がメリルリンチを買収するようバンク・オブ・アメリカに圧力をかけ、越権行為に及んだかどうかを確認しています。
バンク・オブ・アメリカのケネス・ルイスCEO(最高経営責任者)は、メリルリンチを買収するよう、FRBから圧力を受けたと証言しています。
今回の委員会の行方次第では、オバマ大統領は、来年、引き続きバーナンキ議長の2期目就任を指名しないこともありうるとの見方が出されています。
今のところ、オバマ政権は、バーナンキFRB議長を支持している模様です。
今後の推移が見守られるところかと思います。