6月3日(現地時間)、バーナンキFRB議長は、議会証言を行いました。
バーナンキ議長が、米国経済が年内に在庫整理が進み、プラス成長に向かうとの見通しとの見解を示しました。
最近、長期金利の上昇については、政府の財政赤字に対する市場の懸念の表れであり、金融市場の信頼を維持するには、財政の安定化に向けた対応が必要との見解を示した上で、米国の公的債務のさらなる拡大に警告を発しました。
米国はGMの支援を決定したばかりですが、米国内にはGMは倒産させるべきとの意見もくすぶっているようです。
今後、オバマ政権が追加の財政支出を続けていけるのか、米国金利、経済の行方、世論の動向などの推移が見守られるところかと思います。