6月29日、公表された5月の四輪車生産台数は542,282台と、前年同月比マイナス41.4%となりました。
8カ月連続で前年同月を下回りました。
乗用車:前年同月比マイナス40.7%
トラック:同マイナス45.0%
バス:同マイナス50.2%
先日(6月27日)、トヨタ自動車は、ハイブリッド車などを生産する愛知県の工場で、7月から休日出勤を再開することを明らかにしました。
トヨタ自動車が、国内の車両組み立て工場で休日出勤を実施するのは、約7カ月ぶりとのことです。
生産は回復に向かっているようですが、需要はどうでしょうか。
国内では、エコカー減税の効果が期待されるところですが、国内自動車販売全体を力強く牽引できるかどうかは未知数と言えます。
中国をはじめ新興国市場では自動車販売が好調の模様であり、新興国市場の存在感が高まってきていると考えます。
今後の推移が見守られるところかと思います。