6月4日(現地時間)、ECB(欧州中央銀行)は、政策金利の据え置きを発表しました。
また、格付けがダブルA以上の債券を対象として、カバードボンド600億ユーロの買い入れを表明しました。
ユーロ圏の成長率見通しは下方修正し、2009年は最大で5.1%落ち込み、2010年もマイナス1.0%からプラス0.4%との見方を示しました。
厳しい経済見通しにあるEUで不良債権問題は今後深刻化する可能性が高いのではないかと推定します。
今後、ECBは量的緩和政策を拡大していくのかなど、今後の推移が見守られるところかと思います。