2009年6月8日月曜日

気になるレバノンの選挙の行方

6月7日(現地時間)、レバノンで国民議会選挙の投票が行われました。


今回の選挙では、西側寄りの与党連合とイスラム教シーア派武装組織ヒズボラの争いとなっているようです。


投票率は高く、また、与党連合、ヒズボラの何れも圧倒的な議席を獲得することは難しく、接戦になるのではないかというのが、大方の市場の見方のようです。


アメリカは、イスラエル抵抗運動を継続するヒズボラをテロ組織とみなしており、仮に、ヒズボラが政権を獲得することになれば、アメリカとレバノンの関係は見直されるのでないかと思います。


また、与党連合が勝利したとしても、接戦ということになれば、不安定な政権になります。

挙国一致体制の樹立可能性も指摘されているようです。


選挙結果の行方が注目されるところかと思います。