6月24日(現地時間)、FOMC(連邦公開市場委員会)は、FF(フェデラルファンド)金利の誘導目標を0.0~0.25%に据え置きました。FOMCは、声明の中で、景気回復の兆候は出始めているとの認識を明らかにしました。
最近、米国債の金利が上昇していたことなどから、市場には利上げ観測も出されていましたが、金利は据え置かれました。
国債等の購入枠については、
年内に、
政府機関が保証するMBS(モーゲージ担保証券):最大 総額1兆2500億ドル
政府機関債:最大 2000億ドル
秋までに
米国債:最大 3000億ドル
購入する予定であるとし、今回、買い入れ枠の拡大は行いませんでした。
市場では、この声明を受け、年内利上げの見方が後退したようです。
今後の推移を見守りたいと思います。